<私の相場観>=三木証券・商品副本部長 高橋 春樹氏

 先週末の大幅下落に伴い日経平均株価が52週移動平均線や200日移動平均線を割り込んで調整色が強まっている。3月期末を控えた機関投資家による決算対策売りの継続も予想され、当面は下値模索となりそうだ。

 累積売買高が多い1万4400~1万4800円の価格帯を下に抜けたことで、戻り売りが重石となり、上値は限定されそうだ。国内に買い手掛かり材料が乏しいなか、18~19日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長就任後初の会合で注目度が高まっている。FRBは、証券購入額の100億ドル削減を3会合続けて決めるとの見方が大勢だが、その内容を注視したい。

 当面、株価材料が国家戦略特区の発表などに限られており、国内に手掛かりが乏しい状態が続くため、外部環境に大きく左右される相場がしばらく続きそうだ。

 このところ、1日の日経平均株価の振れ幅が300円を超える乱高下が目立っていることから、個人投資家にとっては参加し難い地合いで、市場から離散せざるを得ない状況となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)