週明けの米国市場は続落、FOMCの結果公表まで様子見も

17日のNY株式市場は、クリミア情勢の懸念緩和もFOMCの動向を警戒する動きが広がりやすい
時間外取引のCME米国株式指数先物は反発、欧州時間に入り、これまで下落基調だった流れから反発機運が強まっている。
先週末のNY株式市場は幾度か反発に転じる場面も、結果としてウクライナ情勢に対する警戒感が市場心理に大きく圧し掛かった。
今週に入り、アジアや欧州市場、指数先物は総じて反発に転じる流れとなりそうだが、週央にFOMCの結果公表を控えては上値は重い。
スムーズに反発に転じる場面に期待できそうだが、日本同様に指数の上値が重くなると想定、力なく続落と言う結果におさまると考えている。
今晩は米国でNY連銀製造業指数、NAHB住宅指数などが発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で発表される経済指標の結果が手掛かり材料となりそうだ。
3月の指標として注目度の高いNY連銀指数、住宅市場の動向示すNAHB指数、2月の鉱工業生産が発表される。
先週末はミシガン景況感指数が発表され、市場予想を下回るネガティブな数値だったが、反応は限定的であった。
今晩の中ではNY指数と住宅指数の結果が良くも悪くも、マーケットの反応をうかがうことになり、3月の指標だけに注目度は高い。
鉱工業生産の結果に関しては、FOMC委員からも参考にならないと示唆されており、目立った反応はないだろう。
クリミア情勢は織り込み済みも、対ロシアへの制裁や要人発言にマーケットが反応しそう
16時半にスタートした日経平均先物夜間取引は、日中終値をはさんだ値動きで、新たか手掛かり材料待ちの様相だ。
ロシアの株式市場も懸念材料通過で大幅反発、欧州市場の反応ももはや週央に予定されているFOMCの結果待ちのモードに入るかもしれない。
しかしながら想定外の材料が出ないとも限らず、新着ニュース次第では欧米ともに株価がブレる可能性はあるだろう。
劇的に平和的解決は期待できないが、地政学リスクに大きな進展がなければ、上値の重さからマーケットの話題として利用され易い。
結果的に、欧米マーケットは今回の中露の経済・地政学リスクを受けて、上値の重い展開になりそうだ。
FOMCに対する催促的な動きが出るかもしれず、ここはNY3市場とも続落を想定。債券や商品市況の動向にも目が離せないことになると考えている。