上値追いには、もう一押しが必要…!?

想定内から反発も、上値追いには発展せず…
※ご注意:予想期間は3月19日と表示されていますが、本日(18日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

“ロシアとの対立激化”が懸念されたクリミア住民投票でしたが、想定された範囲内に留まりました。懸念された“対ロ制裁”も、クリミア侵攻に関与した関係者の資産凍結・渡航禁止に留まりました。このため織り込み済みとの認識が先行し、行き過ぎたリスク回避を巻き戻す動きが優勢となりました。ドル円はようやく反発に転じ、101円後半へと値を戻しています。

もっとも“生ぬるい”との批判もあり、“追加制裁”への思惑は根強く存在しています。このためリスク回避姿勢が払拭されることはなく、上値追いは限定されました。米経済指標もまちまちと目立った反応にはつながらず、こうして先週末高値に面合わせするのがやっとといった状況でした。

目先は101円台のレンジからの脱出がポイント
このため「この“先週末高値(101.875円)”/昨日記した“先週末安値(101.203円)”のいずれを明確に突破するか?」が、目先のポイントといえます。

ウクライナ懸念は一旦材料出尽くした格好であり、リスク回避の巻き戻しの波に乗った上値突破が期待されるところです。一方で本日はロシア議会にてプーチン大統領の演説が予定されており、ここでクリミア編入への方向性が示されないとも限りません。
そうなると“追加制裁”へ思惑が再傾斜してもおかしくなく、「現時点では上値模索も限定される」と考えるのが自然ということになります。
下値は堅いが…!?
大きく値を崩す展開は想定していませんが、大きく上伸するためには“新たなポジティブ要因の追加”か、そうでなければ“もう少し下値固めを確認”したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.480(日足・一目均衡表基準線/転換線/先行スパン下限、3/7~3/14の50%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:102.299(100/20日移動平均線)
上値3:102.179(3/7~3/14の38.2%戻し、ピボット2ndサポート)
上値2:101.953(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値1:101.875(3/14-17高値)
前営業日終値:101.703
下値1:101.457(3/14~3/17の61.8%押し)
下値2:101.368(ピボット1stサポート)
下値3:101.203(3/14-17安値、3/3安値)
下値4:101.034(ピボット2ndサポート、大台)
下値5:100.752(2/3-5安値、ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:39 ドル円 抵抗・支持ライン追加

14:03 抵抗・支持ライン誤記修正