外為サマリー:一時1ドル101円90銭台に円安進む、ロシアへの制裁は想定範囲内との見方

 18日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=101円80~81銭近辺と前日午後5時時点に比べ24銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=141円86~90銭と同87銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円相場は101円80銭前後の円安。16日のクリミアの住民投票でロシア編入支持が圧倒的多数を占めた。これを受け、米欧は17日に追加制裁を発表しロシア政府高官の資産凍結や渡航制限などを決定したが、市場には「想定の範囲内」との見方が多く、リスクオフ姿勢の緩和から円安・ドル高が進んでいる。東京市場では午前9時過ぎに一時、101円96銭をつけたが、その後は円買い戻しも流入し下げ幅は縮小した。18日にロシアのプーチン大統領は演説を行いクリミア編入の意思表示をするとみられており、その内容と欧米の反応を見極めたいとの見方も出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3933~34ドルと前日に比べ 0.0051ドルのユーロ高・ドル安。17日に発表されたユーロ圏2月の消費者物価指数は0.7%の上昇だったが、市場の反応は限定的だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)