矢作建が4ケタ復帰、高値ボックス圏で頑強展開続く

 矢作建設工業<1870.T>が切り返し、再び4ケタ大台に乗せてきた。東京五輪決定に沸いた昨年9月を昨年来の高値とする建設関連株が多いなか、同社は今年に入り上げ足を加速させるなど異色の上昇波を形成。1月20日に昨年来高値1098円をつけたが、以降その水準を意識しながらのボックス相場を形成している。2020年の東京五輪決定で、大手ゼネコンの間では名古屋地区から経営資源を東京にシフトする動きが強まっている。これを受け同社が地盤とする名古屋での受注競争が緩和され、高採算案件を確保できる環境が同社にもたらされているという。足もとの収益も順調、耐震工事の大型案件寄与で昨年10月に上方修正した14年3月期の連結営業利益60億円(前期比2.3倍)からさらなる上積みも視界に入っている。

矢作建の株価は14時29分現在1001円(△50円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)