「新生活」関連銘柄 出番到来で盛り上がる!

増税前の駆け込み需要もあり消費意欲は例年以上
4月からの入学や就職や転勤などの新生活に向けた準備で、3月は関連需要が発生する時期だ。
例年、賃貸受託仲介や引っ越し、家電・家具、スーツなどの衣料品に引き合いが増える。
さらに、今春は消費税率が引き上げられることから駆け込み需要も見込まれ、消費意欲が例年以上に強まっているという。

博報堂生活総研がまとめた「生活インデックスレポート・消費動向編」によると、3月の消費意欲指数は53.8点と2月から5.2ポイントの大幅な上昇になり、前年同月と比べても3.5ポイント上昇した。

3月は新生活に向けた準備で消費意欲が高まる時期で、前年も前月比5.1ポイントの大幅上昇になったが、今年は前年の指数をさらに3.5ポイント上回ったとしている。
背景はやはり4月からの消費税増税の影響で、約4人に1人が増税前に駆け込みで消費する意向を示しており、高額消費の傾向もうかがえるという。

消費意欲指数の伸びを性別で見みると、男性のプラス2.0ポイントに対して、女性はプラス8.5ポイントと大きい。
また、駆け込み消費の意向を示した人は男性16%に対して、女性は約2倍の32%に達した。
以下、新生活に関連した需要が期待される銘柄をピックアップした。
スターツ、ピタットハウスで攻勢
◎スターツコーポレーション<8850>
~不動産営業店舗「ピタットハウス」を多店舗展開、賃貸アパート・マンションの募集管理を行い、海外でも賃貸仲介業務を手掛ける。

◎サカイ引越センター<9039>
~各地に支社を設置し、全国をネットワークで結ぶ引越専業の最大手。
首都圏を中心にして新規拠点を拡充するとともに、インターネットによる受注促進策や、マンションデベロッパーへの営業を強化する。
低価格で需要取り込むニトリ
◎ニトリホールディングス<9843>
~家具・インテリア専門チェーン最大手で、海外生産と直接輸入により低価格化を実現。
インドネシアなど海外製造拠点で高採算の自社オリジナル商品を手掛ける一方、アジアを中心に世界各国のメーカーから仕入れ・販売体制を整え、価格競争力で優位に立つ。

◎DCMホールディングス<3050>
~ホームセンターのホーマック、カーマ、ダイキを傘下に置く持株会社で業界トップ。
北海道から中国・四国地域までほぼ全国展開し、店舗数は530を数える。

◎オンワードホールディングス<8016>
~総合アパレル大手で、中核のオンワード樫山は売上げの68%を婦人服が占める。
ブランドメッセージ発信を強化することで、百貨店向け婦人服オリジナルブランドの拡大続く。
上新電、シングルライフへ家電セット提案
◎上新電機<8173>
~「Joshinオリジナルひとり暮らし家電」と銘打ち、シングルライフマーケットに対応した家電のセット提案を行っており、今年で9回目を迎える。
「個性的なデザインと品揃え、省エネ性や環境に配慮した基本性能、使いやすいシンプルな操作性で、春だけでなく年間を通した新生活需要を取り込んでいく」(経営企画部)考え。
関西地盤の家電量販店大手で、地元のサカイ引越センターと連携して引っ越し基本料金20%割引きも実施する。
青山はフレッシャーズ向け新機能スーツ
◎青山商事<8219>
~郊外型の「洋服の青山」、都心型の「ザ・スーツカンパニー」など紳士服専門店を約820店舗展開する紳士服チェーン最大手。
今年は新入学生や新社会人になるフレッシャーズ向けに、撥水性と吸汗性を持つ新機能スーツ「エアアクティブ」を販売している。