進む若手の賃上げ、“プチ贅沢需要”狙う

外食、衣料、レジャー関連
大手企業のベースアップが伝えられるなか、若手社員に対する給料アップが、ここにきて加速している。
先日も日本取引所グループが、20代を中心にして若手社員の賃金を2~3%引き上げると発表。証券界では既に、他の企業も続々と同様の方針を示している。この“若手優遇”は証券業界だけではなく幅広い業界で広がりを見せており、4月からの賃金の引き上げが見込まれる。

 優秀な人材の確保が当然のことながら念頭にあるが、もう一点は消費意欲の強い若手層の賃金を上げることにより、アベノミクスを支援しようという狙いもあるようだ。
およそ5000~1万円の賃上げとなるわけだが、若手とっては“プチ贅沢”ができることにもなりそう。4月からの消費税増税により節約志向が高まるなか、この若手社員の需要を取り込むことは重要になる。総務省が先月発表した2013年の消費支出は6年ぶりの高い水準となった。これは総世帯で見たもので、もちろん若手だけの動向ではないが、洋服、外食などへの支出の増加は顕著で、これはまさにプチ贅沢。若手賃上げは、これを加速させそうで関連銘柄に注目が集まりそうだ。

 外食では食欲旺盛な若手賃上げで、あみやき亭、物語コーポレーションなどの焼肉関連、またデートでプチ贅沢ならば、ひらまつも注目したい。
衣料品ではスタートトゥデイ、レジャーでオリエンタルランド、ラウンドワンなど注目したい。
◆若手賃金引上げで注目の主な銘柄
◇外 食
あみやき
ひらまつ
物語コーポ

◇衣料・ファッション
スタートトゥ
ライトオン
Uアローズ
サマンサJP

◇レジャー
OLC
ラウンドワン
アドアーズ
サンリオ
富士急