外為サマリー:1ドル101円40銭前後の円高、ウクライナ情勢には依然不透明感も

 19日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=101円40~41銭近辺と前日午後5時時点に比べ24銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=141円26~30銭と同19銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は101円40銭前後の円高で推移。ロシアのプーチン大統領は18日に演説を行いクリミアのロシアへの編入を表明し、条約に調印した。ただ、同大統領は「ロシアはウクライナをさらに分割することは目指していない」と言明し、リスクオフ姿勢はやや後退した。今後の米欧のロシアへの制裁に関しては、不透明部分が多いだけに、当面は警戒要因として残りそうだ。ロシアルーブルは、1ドル=36ルーブル台前半へやや反発しているが、年初の33ルーブル台からはなお大幅に下落した状態にある。
 この日、財務省が発表した2月の貿易収支は8003億円の赤字と市場予想(6000億円の赤字)以上に拡大したが、反応は限定的だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表がこの日予定されており、やや様子見気分が出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3928~29ドルと前日に比べ 0.0012ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)