<話題の焦点>=健康志向が追い風、増え続ける「ゼロ」飲料

 スーパーの店先などで、最近よく目にするようになったのが、飲料の「ゼロ」あるいは「0」の表記だ。消費者の健康志向の高まりを受けて、アルコール飲料を含めてカロリーや糖質、プリン体などの「ゼロ」への注目が高まっており、この傾向は今後も続きそうだ。

 キリンホールディングス<2503.T>傘下のキリンビバレッジでは13日、ペットボトル緑茶飲料としては世界で初めてカフェインゼロの緑茶「やさしさ生茶」を4月29日に発売すると発表した。通常、緑茶にはカフェインが含まれることから、従来は敬遠していた就寝前や妊産婦、小さな子どもやシニアにも楽しめる飲料となっている。

 ソフトドリンクだけではない。酒類ではサッポロホールディングス<2501.T>が販売しているプリン体、糖質ともゼロが特徴のビール系飲料「極ZERO(ゴクゼロ)」が、昨年6月の発売以来、半年で当初計画の約1.5倍の約360万ケースを販売した。先月からはゴクゴク飲める爽快なのどごしにより磨きをかけるとともに、パッケージデザインをリニューアルし、2014年には550万ケースの販売を見込んでいる。

◆主な「ゼロ」飲料関連銘柄

 銘柄<コード>      概要

森永<2201.T>      「ウイダーinゼリー」シリーズでゼロカロリーの「カロリーゼロ」を販売
サッポロHD<2501.T>  プリン体、糖質ともゼロが特徴のビール系飲料「極ZERO」が当初販売計画を上回る
アサヒ<2502.T>     糖質とカロリーをゼロにしたビール風味飲料「ドライゼロ」を展開
キリンHD<2503.T>   容器入りで初のカフェインゼロ緑茶「やさしさ緑茶」を4月29日に発売
サントリーBF<2587.T> 「PEPSI」の主力商品「ペプシネックス ゼロ」をリニューアル
伊藤園<2593.T>     カフェインゼロ、カロリーゼロの炭酸飲料「スタイリー」シリーズを展開
武田<4502.T>      糖類ゼロのドリンク剤「アリナミンゼロ7」が好調

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)