電通が続伸、イージス買収効果とW杯需要にらむ

 電通<4324.T>が続伸、目先の売りをこなし戻り足を明示している。アベノミクスを背景に企業の広告出稿需要は拡大傾向にあり同社の収益環境に追い風が吹いている。同社の国内広告市場でのシェアは2割を超え業界断トツ。英イージス社を傘下に収め海外案件の取り込みも進む。13年4~12月期は営業利益段階で前年同期比9%の減少となったが社内計画を上回ったほか、今年に入り流れはさらに良化している。単独月次ベースでは1月は前年同月比9%増、2月は同12%弱と2ケタの伸びをみせており、14年3月期は会社側想定から上振れする公算が大きくなっている。また、15年3月期は6月に開催されるサッカーワールドカップが広告需要を喚起することが必至。「同社は過去のW杯で300億円程度の売り上げを計上しており、今回も期待が大きい」(証券系調査機関)という見方が強い。

電通の株価は14時15分現在3940円(△90円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)