19日のNY株式市場は続伸、FOMCは無難に通過する

19日のNY株式市場は、FOMCの結果がマーケットの動向を大きく左右するだろう
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅ながらプラス、不安な心理よりも何とかなるのではという期待が上回っているようだ。
既にマーケットは債券購入枠縮小を織り込んでいる半面、ここ最近の不安定な地政学リスクに配慮した発言を期待している。
ロシアの地政学リスクについては、軍事的な行動に過敏な反応を示しているものの、次第に消化できるレベルに達するだろう。

様々な新着ニュースで右往左往するかもしれないが、ここはイエレン氏がうまく落ち着かせる発言をするとみて、ポジティブな展開を想定したい。
今晩はユーロ圏の建設支出、米国では原油在庫統計が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ユーロ圏で建設支出の結果が発表される。欧州も住宅市場の結果に反応しやすい。
また米国では原油在庫動向が発表され、寒波が緩み始めた中、在庫増が著しければ原油価格の下落につながることになるだろう。
特に大きな影響はないと思われるが、地政学リスクの高まりで原油価格にも影響を与えやすく、乱高下する中での背景には神経を尖らせるかもしれない。
原油価格の上昇がエクソンMやシェブロンの上昇よりも、バリックゴールドの株価に影響与えるので、ダウが伸び悩む要因につながることもあるだろう。
今晩はフェデックスが決算を発表、新興国景気測る位置付けも大きい
16時半にスタートした日経平均先物夜間取引は小幅ながら続伸、地政学リスクを警戒する動きは少ない。
今晩もプーチン露大統領による発言が聞こえれば、株価指数のブレに影響を与えることになるだろうが、日を追って消化すればFOMCの結果が鍵を握ることになるだろう。

また、今晩は運送大手フェデックスが決算を発表、マーケットへのインパクトは大きく、輸送株指数でも非常に寄与度は大きい。
上記でも書いた原油価格の推移、フェデックス決算で指数の幅も大きくブレやすいので、FOMCの結果もあわせてみておく必要がありそうだ。
FOMCの結果は引けにかけてのNY株式指数の動向を左右、その他の要因が想定以上のブレを出すことになるが、クリミア情勢の悪化でも上昇するマーケットは強いと考えている。
したがって、今晩のNY株式市場は続伸、様々な波乱要因を吸収しながら、ナスダックの昨年来高値更新まで接近すると期待したい。