反発が続くが、勢いを欠く展開に

19日は一時大幅上昇も、引けにかけて上げ幅縮小
本日の日経平均は前日比51.25円高の14,462.52円で引けました。

一時は後場に前日比250円超まで上昇したものの、
後場にかけて上げ幅が縮小しました。

前日には、プーチン・ロシア大統領が、ウクライナのさらなる分割を目指してはいない
と発言しました。これを受け、ウクライナ情勢を巡って軍事衝突の可能性はないとの
見方が広がりました。

また、米国で発表された住宅着工許可件数が市場予想を大きく上回る増加となった
こともあり、欧州・米国株は堅調に推移し、翌日の日本株もその流れを引き継ぐ形となりました。

日本時間の20日には、米国で連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されます。
現在、量的緩和規模の縮小が進められていますが、失業率が低下していることを受け、
縮小のペースを加速させるとの思惑を市場に与えないよう、
声明文の内容を修正するかに注目が集まっています。

日本株市場では、消費増税を控えての警戒が影響しているためか、
海外の株式市場に比べ反発力の弱い展開になっています。

今後、日銀による追加金融緩和への期待や、経済対策によって景気が下支えされる
との期待から大きな下落ともならず、日本株は方向感のない展開が続くとみています。

明日の日本株については、FOMCの声明次第という面もありますが、
ウクライナ情勢を巡る過度の緊張が一旦和らいだことで、
反発が続くとみられます。しかし、引き続き上昇の勢いは弱く、日経平均は小幅高にとどまると考えられます。