東京株式(前引け)=円安も先物主導で売り優勢に 

 20日前引けの日経平均株価は前日比75円安の1万4386円と反落。前場の東証1部の売買高概算は9億3387万株、売買代金概算は8381億円。値上がり銘柄数は456、対して値下がり銘柄数は1202、変わらずは139銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株安も、為替の円安を背景に主力輸出株中心に買い先行で始まった。FOMC後のイエレンFRB議長の発言で米国の利下げ再開時期が市場想定より早まるとの思惑が浮上、ドル買いの動きにつながっている。しかし、買い一巡後は先物主導で値を消しマイナス圏に沈んだ。ウクライナ情勢を巡るロシアと米欧の対立先鋭化は地政学リスクとして引き続き重荷となっているほか、米国の早期利上げ観測でレパトリエーション(資金の本国回帰)の動きが新興市場からの資金流出思惑などにつながり、新たな火種として意識される。
 個別では、ソフトバンクが軟調、デンソーも売られた。菱地所、三井不などの不動産株も安い。リソー教育、山一電機などが大きく値を下げ、藤倉ゴム、石川製も下落した。半面、ファナックが急伸、ホンダもしっかり。中外炉、エレコムなどが値を飛ばしている。新家工、沢井製薬なども大幅高となった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)