<私の相場観>=Argo Navis・フィナンシャルコンシェルジュ 清水 洋介氏

 4月相場は上昇が期待できるとみている。3月の年度末を迎えているが、機関投資家の決算は20日前後のところが多いとみられ、今月下旬以降は決算対策売りも一巡し需給面も改善するだろう。配当の権利取りなどで底堅い展開が見込める。新年度からは、日銀の追加金融緩和に対する期待が膨らみそうだ。

 4月からの消費税の引き上げに伴い、景況感が悪化することも予想される。このなか、市場からは日銀の追加緩和期待が強まるだろう。特に、来月30日の日銀金融政策決定会合などは注目されそうだ。たとえ、金融緩和が見送られても黒田総裁は緩和に向けての含みを残すコメントを出す展開は期待できる。

 今後一カ月程度の日経平均は1万4200~1万6000円程度のレンジを予想する。

 金融緩和期待が浮上するなかでは不動産株が再評価されそうだ。三井不動産<8801.T>や三菱地所<8802.T>、住友不動産<8830.T>など狙える。また、消費増税のなか一部小売株は逆バリ感覚で面白そうだ。コンビニのファミリーマート<8028.T>やローソン<2651.T>などに注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)