下落の象徴・新日鉄

鉄は本当に不要なのか?
中国の落ち込みから鉄鉱石が値下がりなどという記事がある。生産コストがいくら下がっても必要が無い物ならば企業としては大変。しかし、日本国内においては建設や復興がまだまだ進み、自動車も世界の総量で堅調。鉄鋼の必要性は簡単には衰えないと思える。

今回の全体の下落は需給要因が強く、三月の金融機関の売りが目立ったし、外資系も手をすかす形が見えた。一方で買いの方は個人が果敢に先週は買い向かったが、アルゴの売りで撃沈。今日あたりの市場は換金を元としたアルゴ取引で個人投資家を疲れさせたと思われる。もちろん、金融系などは三月決算で動きにくく、良く繋ぎ役をしてくれる決算時期の違うファンドは四月からの消費税を受けての景気動向が不明で、時間的に参加が少し遅れていると思われる。

そうした局面でのイエレン議長の発言は非常に悩ましい物がある。余計買い手控えの換金優勢となり、三連休手前の今日は悲惨な動き方であった。ただ、来週以降は配当などの権利も近いし、運用も始まる。そして、危険性を感じていたらすでに今日辺りで大きなものは済んでいると思われ、一番の悪役の5401新日鉄を真っ向から見つめてみたい。