東京株式(大引け)=238円安、先物に振られる展開続く

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 20日の東京株式市場は朝方高く始まったものの買いが続かず、寄り後は次第安の展開。後場寄り一段安となり、安値圏でもみ合ったのち引けにかけて売り直される売り圧力の強い相場となった。
 大引けの日経平均株価は前日比238円安の1万4224円と3日ぶり急反落となった。東証1部の売買高概算は24億1813万株、売買代金概算は2兆2366億1000万円。値上がり銘柄数は176、対して値下がり銘柄数は1578、変わらずは44銘柄だった。全体の88%の銘柄が値を下げる全面安商状となっている。売買代金は2兆2000億円台に乗せ、SQ算出日を除くと、3月に入ってからは最も膨らんでいる。
 きょうの東京市場は、前日の米国株安も、為替の円安を背景に主力輸出株中心に買い先行で始まった。FOMC後のイエレンFRB議長の発言で米国の利下げ再開時期が市場想定より早まるとの思惑が浮上、円売りドル買いの動きを誘発した。しかし、寄り後は実需買いに乏しく先物主導で下に振られる展開に。アジア株が全面安となったことも嫌気された。ウクライナ情勢を巡る不透明感も引き続き重荷となっている。
 個別では、ソフトバンクが軟調。トヨタ、マツダなども売りに押された。太平電業が急落し値下がり率トップ。酉島製も安い。山一電機、エイチームも値を下げた。ASB機械、JBRも大幅安。SMK、ファンコミも売られた。半面、ファナックが急伸、アウトソシングも値を飛ばした。新明和、極東開も強い。帝国電機、沢井薬、ドワンゴなども買われている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)