来週の為替相場見通し=中国・ウクライナ情勢が左右

 来週の東京外国為替市場の円相場は、中国・ウクライナ情勢に左右される展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=101円50~103円20銭、1ユーロ=140円50~142円80銭。この週は、前半はクリミア自治共和国の住民投票などウクライナ情勢が注目を集め101円台前半の円高水準で推移したが、19日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言で米国の早期利上げ観測が浮上し102円台の円安に進んだ。来週は日本は年度末となるが、依然、中国・ウクライナ情勢を意識する展開となりそうだ。特に24日には中国3月HSBC製造業PMIの発表がある。市場の関心を集める重要指標だけに、その内容は関心を集めそうだ。また、24日から25日にかけてオランダで核セキュリティサミットが開催される。主要国の首脳が集まるためウクライナ情勢の前進に向け、何らかの動きが出てくるか、どうかが注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)