20日のNY株式は続落、イエレン発言を引きずる恐れ

20日のNY株式市場は、FOMCの結果を引き続きネガティブ視する可能性高く、債券やコモディティに影響も
時間外取引のCME米国株式指数先物は続落、マーケットからキツイ洗礼を受けたイエレン氏の発言を引き続き材料視することになりそうだ。
昨晩は同氏の発言を機に、政策金利引き上げが早まるとの恐れから一段安の展開、利確はもちろん売り仕掛け的な動きも強まった。
経済指標の悪化イコール金融政策緩和期待は遠退き、時間外でも金先物が大幅に下落していることがその証左。
ロシアによるクリミア侵攻の地政学リスクは、軍事的行動を起こさない米国のスタンスもあって、懸念は緩和されるがタカ派的な政策スタンスが重しになるかもしれない。
今晩は、米国でフィラデルフィア指数やは中古住宅販売件数が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国でPHI製造業指数や中古住宅販売件数などの重要指標が発表される。
また昨晩の原油価格が100ドル台を回復したように、今晩は天然ガスの在庫統計が発表予定と直近の地政学リスクに乗じた動きが株価の重しになるかもしれない。
ドービッシュな傾きからタカ派に舵を切ったイメージが残っている以上は、経済指標が景気拡大を示す数値であることがポイント。
金融政策において、1度傾いた方向性はなかなか変わらないという現実を体現することになるだろう。
明日は特に大きなイベントもなく、市場別でナスダックの動向が鍵を握る
明日は米国でメジャーSQを迎え、需給的な不安要因は大きく後退し、連日乱高下した1週間は無事に乗り越えていくだろう。
個別ではAppleの新型iPhoneに関する話題が先行すれば、ハイテク主導の展開は期待できるかもしれない。
日経平均の動向についても、3連休分のリスク回避的なモノはほぼ織り込んでいると見て良い。

今晩の米国市場は続落でやむなしという考えだが、週末の米国市場はポジションをフラットにする買い戻しも入りやすい。
FOMCでケチはついたが、地政学リスクでNY市場がブレなかったことが何よりの好材料、2日間通してのNY市場は続落⇒反発で無難に落ち着くとみている。