仁丹が急反発、C型肝炎の経口治療ワクチン候補開発成功を好感

 森下仁丹<4524.T>が急反発。同社は20日、神戸大学大学院医学研究科感染症センターの白川利朗准教授とビフィズス菌を応用した経口ワクチンを研究し、共同で特許を出願しているが、神戸大学の研究チームが、この技術を利用したC型肝炎の経口治療ワクチン候補の開発に成功、これを好感している。
 慢性C型肝炎症例は、新しい治療薬が開発されているが、いずれもウイルス増殖を標的にした方法で、患者自身のC型肝炎ウイルスに対する特異的な免疫力を高めて治癒率の向上を図る治療法の開発はほとんど無いというのが現状。そのような状況下、今回、ビフィズス菌を利用した経口内服という簡便な投与方法で、C型肝炎ウイルスに対する免疫力を高める経口治療ワクチン候補を開発している。実際にマウスに経口投与すると、ウイルスに対する免疫力が高まり、治癒率の向上をもたらす併用治療薬として実証されれば、C型肝炎の治療に役立つことが大いに期待される。

森下仁丹の株価は10時6分現在739円(△60円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)