東京鉄が急伸、鉄スクラップ価格下落で短期筋の攻勢観測

 東京鉄鋼<5445.T>が急伸。前週20日の急落がダメ押しとなり目先の売り物が枯れ、これを見計らって、きょうは寄り付きから上値を買い進む動きが顕在化している。元来の足の軽さを発揮し東証1部値上がり率トップに買われる場面があった。独立系の電炉メーカーだが、今14年3月期は鉄スクラップの価格の上昇が利益を押し下げ、営業利益段階で前期比74%減の11億円を見込む。ただ、株価はこれを織り込んでおり、今年2月の安値351円で昨年12月安値との二点底を形成し大勢トレンドは上向きとなっている。鉄スクラップ価格は昨年12月下旬をピークに急落しており、これが短期資金を誘導する手掛かりに。もとより棒鋼の需要は震災復興に伴い好調、数量販売の増勢が来期の業績に反映されそうだ。

東京鉄の株価は10時39分現在431円(△37円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)