ドル円じり高の展開か?

米利上げ観測がドル下支え・・・・
 ドル円は、先週末には、海外勢からの利食い売りや、クリミア情勢への警戒売りにより、一時、102円の大台を試す動きが見られました。しかし、週明けの東京市場では、期末前の株高もあって、堅調な地合いを維持し、102円台半ばまで反発しています。

 先週のFOMCに於いて、イェレンFRB議長が、約1年後の利上げ開始を示唆し、この利上げ観測がドル円の下支えとなっています。週末になると、クリミア情勢等、地政学上のリスクを考慮して、どうしても円を買い戻す動きが出易いのですが、情勢が比較的落ち着いている事もあって、週明けとともに、再び、ドル買い・円売りが強まった様に思われます。

 今日は、核セキュリティー・サミットとG7首脳会議が行われる予定ですが、今の処、ロシアの出方を窺っている状況であり、実効性のある追加制裁に踏み切る可能性は低く、その意味では、余り、ドル円を押し下げる材料とはならないかもしれません。

 米国債市場では、早期利上げを織り込みに行く動きで、2年債等、短期ゾーンへの売りが続いており、これはドル円を押し上げる材料と看做されています。このまま、利回りの上昇が続くと、ドル円は103円付近まで上げ幅を拡大する可能性は高いものと思われます。