今週のドル円、焦点はウクライナ情勢から米金利??

先週はFOMC後、円安ドル高へ!
先週のドル円相場はクリミアのロシア編入に対するロシアへの制裁などから、週初は上値が重い展開になりましたが、注目されていた米FOMCで米国の早期利上げ期待から円安へ振れる展開となりました。

週明け101.84で寄り付いたドル円は、欧米のロシア制裁に対するリスクオフにより週初は101.20から102.00を挟んで上値の重い展開となりました。

19日(日本時間20日)の米FOMCにおける資産買い入れ規模は市場予想通り100億ドル縮小され、4月より月額550億ドルとする事が決定されました。

FOMCの声明からは、利上げに対する失業率6.5%という数値目標が削除され、労働市場やインフレ指標、金融情勢などを総合的に判断するという内容に切り替わっており、景気の先行きについては寒波による影響があるものの楽観的に見ていることがうかがわれます。

また、イエレンFRB議長の記者会見において、QE終了から利上げまでの期間について「6カ月」と言及したことがトリガーとなり、その後、ドルが買われ一時102.70まで上昇いたしました。
マーケットの焦点はウクライナ情勢から米経済指標に移り、ドル円は横ばい推移?
今週の主だった経済指標は以下の通りです。
25日
 22:00 1月米住宅価格指数
 22:00 2月米ケース・シラー住宅価格指数
 23:00 2月米新築住宅販売件数
 23:00 3月米消費者信頼感指数
 23:00 3月米リッチモンド連銀製造業景気指数

26日
 22:30 2月米耐久財受注額

27日
 21:30 10-12月期米国内総生産(確)
 21:30 前週分の米新規失業保険申請件数
 23:00 2月米住宅販売保留指数

28日
 08:30 2月全国消費者物価指数
 21:30 2月米個人消費支出 
 22:55 3月米ミシガン大消費者態度指数(確)

米国の指標については特に1月2月の指標については寒波の影響などが考えられ、強弱入り混じる結果が予想されます。
ウクライナ情勢については24日から25日にかけてオランダのバーグで開催される「核安全保障サミット」においてG7等が開催されロシア制裁について話し合われる予定となっており注意が必要ですが、先週のFOMCを境に市場の焦点は米国の利上げに移ってきているものと考えております。

また、期末となるため実需の売買が増えやすい時期であることにも注意が必要です。

テクニカル的には価格が200日移動平均線の上側で推移していますが、一目の雲や基準線が重しとなり、レンジ相場を想定しています。

レジスタンスは102.50(一目基準線)、その上が103円(一目雲の上限)
サポートは102.00、その下が101.20