102円台の居心地=外為どっとコム総研 神田卓也

総じて鈍い値動き
東京市場のドル/円は、日経平均が300円近く上昇する中で102.50円台まで上昇したが、前週高値(19日、102.676円)には届かず、総じて値動きは鈍かった。
様子見ムードの中103円は・・・
欧米市場で前週高値を超えられれば103円乗せを試す気運が高まる事になろうが、本日は米国で主要経済指標の発表予定がなく、手掛かり材料は限られる。ウクライナ情勢や中国の成長鈍化、米国の早期利上げ観測など不透明要素が多い上に、四半期末が迫っている事も様子見ムードに拍車をかけており、ドル/円が103円台を回復して買い進まれる公算は大きくなさそうだ。
一方、101円台も・・・
もっとも、先週末の102円付近の底堅さを考慮すると、101円台に下落するほどの売り材料も見当たらない。ウクライナ問題に絡んでロシアへの制裁強化が討議されるG7緊急首脳会議には注目ではあるが、ロシア政府要人の渡航禁止や資産凍結など従来の措置を強化する程度であれば市場は問題視しないだろう。本日のドル/円は、欧米株式市場の動向に左右されるものの102円台を逸脱する事は難しいかもしれない。