24日のNY株式は反発、米製造業PMIの結果に期待

24日のNY株式市場は、各国の製造業PMI、自国のPMIの数値を受けた動きが優勢となりそうだ
時間外取引のCME米国株式指数先物は反発、タイを除くアジア株式市場の流れを受けて、上昇スタートで始まることが期待されている。
先週末、米国でもメジャーSQが通過したことで需給面における重しも取れ、序盤はリスク選好の動きが強まっていた。
終値こそ利益確定売りに押されたが、指数の数値を見る限り、地政学リスクに翻弄されていたというより、米経済の底堅さが色濃く反映している。
FOMC以後、経済指標の結果を受けた動きにストレートに反応しており、米国で発表されるマークイット社の製造業PMIの結果が左右すると考えている。
今晩はユーロ圏と米国で、各製造業のPMI・速報値が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、ドイツとユーロ圏で製造業・非製造業のPMI速報値が発表される。
米国でも21時58分に製造業PMIの速報値が発表され、結果が株価指数に大きく影響することになりそうだ。
ドイツで発表された数値は市場予想を下回っており、ウクライナ情勢の影響が少なからず反映されている。
このあとのユーロ圏や米国でも欧州の地政学リスクの影響が出ているのか、欧米マーケットは結果公表まで手控え機運が強まることもあるだろう。
地政学リスクはほぼ織り込んでいる、中国のPMI悪化も織り込み、下値を叩き辛い
16時半にスタートした日経平均先物の夜間取引は終値をはさんだ値動き、序盤に比べて上値が重くなっているようだ。
しかしながら、中国のPMIの悪化を織り込んでの上昇は政策期待の高まりがアジア市場を支えている。
また、これまでの地政学リスクを過剰に織り込んでいたことも考えられ、SQという需給の重しも取れ下押しする懸念は限定的だろう。
したがって、今晩のNY株式市場の動向については同国のPMIの数値の良し悪しが左右すると思われ、株価指数の動向を位置付けることになるだろう。

ロシアに絡んだ地政学リスクと中国リスクは現時点で消化できている、FOMCもタカ派気味の決着でS&P500は先週末に高値を更新、懸念する材料でもないということだ。
ここは期末も絡んでくるかもしれないが、特に大きな指標の下ブレがない限り、NY株式市場は上昇スタートになると考えている。