米株安など受けリスク回避の売り優勢

売り一巡後は期末配当権利取り狙いの駆け込み的な買いも予想
25日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比73円安の1万4401円と反落。
前日の米国株市場でNYダウ、ナスダックともに続落したことや、外国為替市場で1ドル102円台前半の推移と円が買われたこともあって主力株中心に下げ圧力が強い。週明けの日経平均は251円高と前週末の下げを帳消しにする戻りをみせたが、きょうは一転、前日の反動で利食い優勢の地合い。
ウクライナ情勢は依然として不透明感が強く、日本時間25日未明に主要7カ国(G7)が緊急首脳会議を開き、G8の枠組みからロシアを除外することに言及。地政学リスク要因としてくすぶっている。
全般は買い手控え感の強いなかで、シカゴ日経平均先物に追随するかたちで売りがかさんでいる。ただし、売り一巡後は期末配当権利取り狙いの駆け込み的な買いも予想され、高配当利回り銘柄など中心に下げ渋る可能性もある。
寄り付き時点で業種別では値上がり率上位に紙パルプ、鉱業、陸運、倉庫、繊維など。値下がりで目立つのは石油、保険、不動産、その他金融、証券など。
24日の米株式市場の概況 NYダウ続落、ウクライナ情勢巡る動きに警戒感
24日の米株式市場はNYダウが続落し、前週末比26.08ドル安の1万6276.69ドル、ナスダック総合指数は同50.403ポイント安の4226.385ポイントで取引を終了した。
朝方はNYダウが反発してスタートしたものの、買い一巡後は3月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が低下したことから景気の先行きに対する警戒感が働いたほか、ウクライナ情勢を巡る緊張感も重しとなった。
なお、出来高概算は、ニューヨーク市場が7億2940万株、ナスダック市場は18億9629万株。