「レンジ内で揺れ動き ⇒ ジリ高」がメインイメージ!?

材料難による膠着感漂う中で…
※ご注意:予想期間は3月26日と表示されていますが、本日(25日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

主だった米経済指標もなく、G7首脳会合を睨んで神経質な展開を続けていた昨日のドル円でしたが、ユーロドル急上昇の影響にてやや売り圧力が強まりました。

マークイット製造業PMIが予想を下回ったということはありますが、FOMC後に軟調推移を続けてきたユーロが底堅くなったことがショートカバーを引き起こしたと見られます。
ただ、あまりに急な動きだったことから、「先物市場で誤発注?」との話も流れたほどでした。
確認されていませんので「単なる噂」なのでしょうが、これに引っ張られる形でドル円は一時102.60円超へと上昇したものの、再び102円前半へと値を落としました。
ウクライナ/中国には警戒も、レパトリの円買いニーズ見られず…
「マーケットに大きな動揺を与える結果にはならない」との見方が強いものの、ウクライナ情勢は引き続き懸念材料として存在し続けています。
また「ある程度織り込んだ」とはいいつつ、中国にはデフォルト(債務不履行)/景気減速懸念が燻り続けており、これらが上値を抑え続けています。

一方で、もう一つ囃された上値抑制要因(レパトリ絡みの円買いニーズ)は、ほとんど見られておりません。
貿易赤字や海外M&A(合併・買収)拡大などの影響と見られますが、逆にドル買いニーズが勝っているように感じるほどです。
このため期末にかけて“駆け込み的な”輸入筋のドル買いオーダーが入る可能性が否めません。
また新年度入り(4月)以降は公的年金を含めた新発外債への投資拡大が想定されていますので、短期筋の“先回り的な”“突発的な”ドル買いオーダーが入ってこないとも限りません。
テクニカル的には上値が重い、でも…?
日足・一目均衡表先行スパンの雲への潜り込みに失敗していることから、テクニカル的には「上値が重く」、「場合によっては急落」の可能性を秘めているといえます。
それでも「下値の堅さを確認」し、「102円を中心としたレンジ内で揺れ動き」ながら、「ジワリジワリと上値を目指す」という“底堅さ”を引き続き期待したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.096(日足・一目均衡表先行スパン上限、3/12高値、ピボットハイブレイクアウト、大台)
上値4:102.859(3/13高値、ピボット2ndサポート、3/7~3/14の61.8%戻し)
上値3:102.670(3/19高値、3/24高値)
上値2:102.509(50/100日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:102.414(日足・一目均衡表先行スパン下限)
前営業日終値:102.239
下値1:102.131(3/24安値)
下値2:102.016(3/21安値、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stサポート、大台)
下値3:101.937(3/14~3/19の50%押し)
下値4:101.763(3/14~3/19の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:101.527(ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:14 ドル円 抵抗・支持ライン追加