米長期金利低下でドル売り強まる

米・3月CB消費者信頼感指数を受けて米長期金利がどう動く?
昨日の海外時間には、発表された独・3月製造業/サービス業PMIが予想を下回ったことからユーロ売りが強まる場面もありましたが、米長期金利が低下したことや、米政府がウクライナ情勢に関連してロシアに厳しい態度で臨むとの各種報道でユーロが買われました。

欧州時間序盤、発表された仏・3月製造業/サービス業PMIが予想に反して強い結果だったことからユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3820台まで、ユーロ円は141.80円台まで、ドル円も102.60円台まで上昇しました。しかし続いて発表された独・3月製造業/サービス業PMIが予想を下回ったことからユーロは反落、さらにユーロ圏・3月製造業/サービス業PMIもやや弱い結果となったことからユーロドルは1.3760付近まで、ユーロ円は141.00円付近まで、ドル円も102.40円付近まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米・3月Markit製造業PMIが予想を下回ったことから米長期金利が低下、各国株価が下落して、円買いが強まってドル円は102.10円台まで、ユーロ円は140.70円台まで下落しました。

NY時間午後にかけて、米長期金利が一段と低下する中NYダウが反発すると、ユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3870台まで、ユーロ円は141.70円台まで上昇しました。NY時間引けにかけてはややユーロが売り戻されて、ユーロドルは1.3830台、ユーロ円は141.40円付近まで反落しました。この間、米政府がウクライナ情勢に関して、ロシアに対して厳しい態度で臨むとのいくつかの報道があったことも、これ以上の情勢悪化を防ぐとの期待でユーロ買いを後押ししました。

今日の海外時間には、独・3月IFO景況指数、英・2月生産者/消費者/小売物価指数、米・1月S&P/ケースシラー住宅価格指数、米・3月CB消費者信頼感指数、米・2月新築住宅販売件数の発表とロックハート・米アトランタ連銀総裁の講演が予定されています。

米経済指標結果を受けてさらに米長期金利下落するようなら、ドル円は102円割れを試す展開となると予想します。