午後:債券サマリー 先物は続落、様子見姿勢強く商い低調

 25日の債券市場では、先物中心限月6月限が続落。米債券高の流れを引き継ぐ格好で始まったものの、買い一巡後は期末を控えて様子見姿勢が強まった。
 後場の先物は144円97銭でスタートし、一時144円89銭まで下落。後場に入って日経平均株価が一時上げに転じると、安全資産とされる債券には売りが流入した。ただ、期末を控えているほか、新たな手掛かり材料にも乏しいとあって商いは低調。ウクライナ情勢を巡って開かれた主要7カ国(G7)首脳会議は、ロシアが事態をさらに悪化させた場合の制裁強化やG8の枠組みからの除外などに言及したが、織り込み済みとの見方が多く改めて材料視する動きはみられなかった。
 この日の先物6月限は145円02銭で始まり、高値も145円02銭、安値は144円89銭、終値は前日比3銭安の144円93銭。出来高は1兆5931億円だった。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の0.610%、20年債は前日比変わらずの1.480%、30年債も前日比変わらずの1.690%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)