リスク回避に鈍感になりつつある…?

異様に堅かった102円前半、しかし上値も重い…
※ご注意:予想期間は3月27日と表示されていますが、本日(26日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

揺れ動きはしましたが、レンジ脱却には至りませんでした。

上値の重さを嫌気する動きに株安が加わり、東京タイム中盤以降は下値模索が優勢でした。しかしながら102円前半は異様なほど堅く、強い米経済指標に反応したNYタイムには東京タイム高値を上回る反発を見せています。もっとも102円半ばでの重さは相変わらずであり、前日高値(24日:102.638円)に到達することはありませんでした。このため「動きづらい」との声の割には揺れ動きましたが、終値ベースではほぼ変わらず(わずかに続伸…)水準に留まりました。
レンジ脱却のシナリオは…!?
このため本日も「レンジ内(102円台)での揺れ動き」を基本と見ながら、「レンジ脱却を巡る思惑に振り回される」展開が想定されるところです。

「異様に堅かった」昨日の102円前半ですが、「年金絡み(GPIF?)のドル買いオーダー」との声が上がっています。これに輸入筋のドル買いが合わさっている感があることから、割り込むのはそう簡単ではありません。一方で、102円半ばで上値を抑えたドル売りオーダーは輸出筋と見られますが、昨日も記したように今年はレパトリ絡みのドル売りがそう多い感じがしません。このため“先回り的な”短期筋のドル買いが、「いつ入ってもおかしくない」状況でもあります。
引き続き“下値堅く”“ジリ高”に期待…!?
期末・年度末を控えたスケジュール感は、「積極的な売買を敬遠させやすく」させるものです。このため「両サイドを固められたレンジ内で膠着」と考えるのが自然です。しかし新年度入り(4月)後は新発外債投資が拡大することが想定されており、そしてテクニカル的にはあまり良い形をしているとはいい難い(…というか悪い?)ものの、下方ブレイクの最大要因であるリスク回避(ウクライナ/中国等)への反応は鈍感になりつつあります。

「“突発的な”リスク回避が跳び出さなければ…」との前提はつきますが、「102円台のレンジ内を揺れ動き」ながら「下値の堅さを確認」し、「ジワリジワリと上値を目指す」という展開を、引き続き想定(期待?)したいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:103.096(日足・一目均衡表先行スパン上限、3/12高値、大台)
上値4:102.859(3/13高値、3/7~3/14の61.8%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:102.670(3/19高値、3/24高値、ピボット2ndサポート)
上値2:102.524(50/100日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
上値1:102.449(日足・一目均衡表先行スパン下限、3/25高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:102.258
下値1:102.096(3/24-25安値、ピボット1stサポート)
下値2:102.016(3/21安値、大台)
下値3:101.937(日足・一目均衡表転換線、3/14~3/19の50%押し、ピボット2ndサポート)
下値4:101.763(3/14~3/19の61.8%押し)
下値5:101.692(ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:42 ドル円 抵抗・支持ライン追加