ドル円はレンジ取引が続く

ドラギECB総裁発言で一旦ユーロ売りも買い戻される
昨日の海外時間は、ドラギECB総裁の発言などを受けてユーロが売られる場面がありましたが、NYダウが反発したことなどから買い戻されました。一方ドル円は引き続き狭いレンジ内の取引きに終始しました。

欧州時間序盤、東京時間終盤の流れを引き継いで日経平均先物と米長期金利がやや低下したことから円買いが強まって、ドル円は102.10円付近まで下落し、ユーロ円は141.20円台まで下落しました。その後バイトマン独連銀総裁が「量的緩和を完全に排除するわけではない」などと述べたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3800台まで、ユーロ円は141.00円台まで下落しました。一方ドル円が米長期金利が下げ止まる中、各国株価が上昇したことから買われ、102.30円台まで上昇しました。

NY時間にかけて米長期金利が上昇したことから円売りが強まって、ドル円は102.40円台まで、ユーロ円は141.50円台まで上昇しました。しかしマクチ・スロバキア中銀総裁が「必要なら量的緩和に反対しない」「デフレ環境を避けるためにECBは手段を準備している」などと述べたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3780台まで、ユーロ円は141.00円台まで下落しました。

その後発表された米・3月CB消費者信頼感指数が予想よりも強かったことから、ドル円は102.50円手前まで上昇し、ユーロドルは1.3770台まで下落幅を拡大しました。しかし同時に発表された米・3月リッチモンド連銀製造業指数、米・2月新築住宅販売件数が予想よりも弱い結果だったこともあって米長期金利が反落したことからドル買いは続かず、ドル円は102.20円付近まで下落し、ユーロドルは1.3800台まで上昇しました。

NY時間午後にかけてリーカネン・フィンランド中銀総裁が「マイナスの預金金利へのドアは開かれている」と述べたこともあってユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3750台まで、ユーロ円は140.70円台まで下落しました。しかしNYダウが急反発したことや、ドラギECB総裁が「デフレのいかなる証拠もない」としたことなどからユーロの買戻しが強まって、ユーロドルは1.3840台まで、ユーロ円は141.50円台まで上昇しました。

今日の海外時間には、米・2月耐久財受注の発表が予定されています。

ドル円は引き続き102円台前半を中心とした狭いレンジ取引が続くと予想しています。