あす(27日)の株式相場見通し=新年度相場への期待は限定的、再び手掛かり材料難に

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 あす(27日)の東京株式市場は、3月期決算銘柄の配当権利落ちに当たり、実質新年度相場入りする。市場筋によると、落ち分は日経平均株価ベースで102円程度と推計されている。前日までの権利取り狙いの買いがなくなるため、手掛かり材料不足となりそうだ。
 また、市場関係者からは「4月からの消費増税や、駆け込み需要の反動減などに伴う景気停滞への警戒感が根強いことから、新年度相場への期待感は限定的で、権利落ち分を即日埋められるかどうかは微妙」との見方も出ている。したがって、日経平均株価は、反落となる可能性が高そうだ。
 26日の東京株式市場は、米国株高などを受けて朝方買い先行で始まったものの、その後は上値が重くマイナス圏に沈む場面があった。しかし、大引けにかけて締まり、日経平均株価は前日比53円高の1万4477円と反発した。
 日程面では、3月期決算銘柄の配当権利落ち、2月の建設機械出荷額、2月のセメント国内販売量、2月の乗用車8社の生産・輸出実績に注目。海外では、米10~12月期のGDP(確定値)、米2月の中古住宅販売仮契約、中国2月の工業利益、南アフリカ準備銀行金融政策委員会が焦点に。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)