26日のNY市場は続伸、耐久財受注の上ブレに期待

26日のNY株式市場は、耐久財受注・速報値の結果がカギ、上ブレ=ナスダックの反発などに期待
時間外取引のCME米国株式指数先物は小幅ながら続伸、上昇幅は縮小も、懸念材料に乏しいことから経済指標の結果がマーケットを大きく左右すると考えている。
昨晩のNY株式市場は、ロシアへの追加制裁見送りはもちろん、消費者信頼感指数の80台回復は市場にとっての好材料と化した。
ミシガンインデックスが市場予想比下ブレ、80台を割り込んだことで市場予想は78前後にとどまっていたが、想定外の80台に米景気に対する安心感が広がっている。
米国マーケットは、金融緩和を背景とした流動性相場から脱しつつある。今晩も米経済指標の結果が終値に影響するだろう。
今晩は米国で耐久財受注・速報値、石油在庫統計の結果が発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、製造業指数として重要な位置付けの耐久財受注が発表される。
先月は市場予想比で上ブレ、寒波の影響やボーイングの受注動向によって悪影響を受けることはなかったようだ。
日本の機械受注同様に読み辛い指標だが、昨晩は市場予想ほど消費者信頼感指数は悪化せず、2月の寒波の影響は受けていなかった。
楽観的かもしれないが、ここは市場予想の範囲内でとどまるとし、株価が下押しする強調材料にならない考えている。
むしろ、原油在庫統計の結果は商品市況の動向に影響するかもしれず、23時半に発表するこの指標が指数の動向を左右することもあるだろう。
昨晩のナスダック市場も弱含み、過剰流動性相場終焉の象徴と指摘する向きも
16時半にスタートした日経平均先物の夜間取引は日中終値付近を前後とし、手掛かり材料に乏しい展開となっている。
今晩の米国株式市場は、耐久財受注統計の結果次第とは言えナスダック市場の新興企業が下げ止まるかどうかがポイント。
日本ではサイバーダインの上場で、新興市場の需給悪化に歯止めがかかる可能性、米国も今晩キングDEがナスダック市場に上場する。
大型IPO案件だっただけに、日本同様の展開となれば、値ごろ感からくる買い戻しの動きが期待できるかもしれない。
したがって、ナスダックがしっかりと下支えし耐久財受注がインラインに踏み止まれば、ナスダック主導の3市場続伸になると前向きに捉えておきたい。

ウクライナ危機も日本株とは対照的にさほど材料視されず、危機緩和は一段と買い意欲を強める結果、買い方にとっての需給的肥やしに過ぎなかった。
明日から受け渡しベースでの実質新年度入り相場、トヨタ自は自社株買い発動で好スタートを切る流れを海外発からも持ち込んでくれると期待したい。