<マーケットアイ> 好業績で輝き放つ「来期も続伸、大幅ピーク益更新銘柄」(2)

 一方、株式市場はアベノミクス第3の矢である成長戦略が遅滞している印象を与え、これが戻りの鈍さにつながっているようだ。4月からの消費税引き上げも、無言の圧力となって上値を押さえている。投資する側としても二の足を踏まされているわけだが、消費増税の影響については、「盛んに駆け込み需要の反動が言われているものの、(これまでの売り上げ好調は)実需ベースが想定以上に強い可能性もある」(同)という指摘もある。企業マインドの改善は、以前より消費動向にも反映されやすくなっている。増税後にいったん反動は出ても、比較的早期に消費は回復するとの見方は根強い。

 こうした局面こそ全体指数にとらわれず、個別銘柄に照準を絞る好機である。その際、ファンダメンタルズ面で輝きを放つ企業を投資対象に置くのが賢明だ。具体的には、今期最高利益を大幅更新見通しにある銘柄が有力候補。ただし、来期にその反動が出て大きく減益となるようでは、本末転倒となる。来期も引き続き大幅な伸びが見込まれる銘柄にこそ価値がある。そこで今回は、製造業を中心に今期大幅最高利益更新(最終利益ベース)見込みで、来期も2ケタ成長が見込まれる15銘柄(12月決算2銘柄含む)をリストアップした。

 このうち、ゼニス羽田<5289.T>はコンクリート2次製品を主力とし、防災など政策的な予算支援が収益に追い風となっている。前期に過去最高利益を更新したが今3月期はそこから何と4.7倍の高変化率。PER8倍台と割安感も際立つ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)