27日の株式相場見通し=米株安や円高で売り優勢の展開に

 27日の東京株式市場は、米株安や円高で売り先行のスタートとなりそうだ。米2月耐久財受注額が、季節調整済みで前月比2.2%増と市場予想の同0.8%増を上回り、買いが先行したものの、米国と欧州連合(EU)がこの日、ブリュッセルで首脳会談を開催し、エネルギー分野も含めて対ロシア経済制裁の強化に向けて協力することで合意した。これを受けて、ウクライナを巡る地政学リスクが再燃するとの見方が強まり、素材関連株やハイテク株中心に売りが加速した。26日の米株式市場では、NYダウ平均株価が反落し、前日比98ドル安の1万6268ドルとなった。27日早朝の東京株式市場では、1ドル=102円を挟んでの推移で、前日に比べてやや円高・ドル安傾向となっている。また、きょうは3月期末の権利落ち日で、市場推定では日経平均株価の配当落ち分は100円程度とされている。
 日程面では、3月期決算銘柄の配当権利落ち、2月の建設機械出荷額、2月のセメント国内販売量、2月の乗用車8社の生産・輸出実績に注目。海外では、米10~12月期のGDP(確定値)、米2月の中古住宅販売仮契約、中国2月の工業利益、南アフリカ準備銀行金融政策委員会が焦点に。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)