ニプロが反落、関連会社の細胞科学研究所を子会社化と発表も反応薄

 ニプロ<8086.T>が反落、全体相場の地合い悪化に加え、期末配当落ち分(16円)などが影響している。
 同社は26日、関連会社の細胞科学研究所(仙台市)の株式を追加取得し、子会社化すると発表している。細胞科学研究所は、再生医療や細胞医療のための安全で高性能な無血清細胞培養液の開発を行う研究開発企業。ニプロは2008年に33.3%を出資して関連会社とし、共同で事業展開を進めてきた。再生医療関連産業は大手企業やバイオベンチャーなど多くの企業が参入しているが、ニプロではこうした状況を踏まえ、迅速に事業展開するためには子会社化する必要があると判断。伊藤忠商事<8001.T>などの保有株を取得し、出資比率を51.67%に高め子会社化することにした。
 また、同日には、劣後特約付きローンで150億円を調達することも発表。この方法は資本と負債の中間的な性格を持ち、株式の希薄化なしに実質的な財務体質を強化することができる。なお、同社では調達した資金を、主に有利子負債の返済に充当するという。

ニプロの株価は10時1分現在908円(▼33円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)