外為サマリー:一時1ドル101円60銭台の円高、米国やウクライナ情勢に懸念も

 27日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=101円89~90銭近辺と前日午後5時時点に比べ39銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=140円50~54銭と同82銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円相場は101円80銭台の円高。午前9時40分過ぎには一時、101円67銭まで円は買われた。
前日のニューヨーク市場で輸送用機器を除く米2月耐久財受注は前月比0.2%増と市場予想(0.3%増)を下回った。また、オバマ大統領によるロシアの行動を非難する発言が市場に伝わるとウクライナ情勢への懸念からNYダウが下落。米連邦準備制度理事会(FRB)が実施したストレステストでシティーグループなどの資本計画が却下されたことも懸念された。市場にリスクオフ姿勢が台頭するとともに、円買い・ドル買いが強まり101円80銭台に上昇。この日の東京市場に移ってからは、円買いが強まり一時101円60銭台まで買い進まれた。102円50銭台の上値抵抗線が抜けず、101円台の円高に振れた。こうしたなか、101円台後半の円高水準が定着するかが注目されている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3787~88ドルと前日に比べ 0.0084ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)