下方向にレンジブレイクも、急落は想定しづらい…!?

ウクライナ懸念が再燃 - リスク回避姿勢強まる
※ご注意:予想期間は3月28日と表示されていますが、本日(27日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

膠着状態の中で揺れ動きながら、それでもジワリジワリと上値を目指した昨日でしたが、またしても冷や水が浴びせられました。ウクライナ懸念の再燃です。

「国際的孤立/制裁長期化の可能性を警告」。

オバマ米大統領のロシアに向けたコメントは、鈍感になりつつあったリスク回避姿勢を呼び起こしました。
これがリスク回避姿勢を誘い、米国債は上昇(利回りは低下)、NYダウは下落に転じる中で、ドル円は102円ラインを割り込みました。
下方向にレンジブレイク…! 勢いはどこまで続く…?
逆方向ではありますが、レンジブレイクした格好であることか「本日のポイントはこの勢いがどこまで続くか?」と見るのが自然です。

NYダウ下落に、円高、さらには権利落ちの影響も重なる日経平均は下落スタートとなっており、リスク回避が後押しされやすいからです。
しかしドル買いニーズは強い…
しかしながら本日は、スポット取引が月末・年度末を迎え(明日からは応答日が新年度入り)ます。
このため国内輸出企業のドル買いニーズは強く、これが下値を支えるケースは十分に想定可能です。
何より新年度入り後にはすぐさま外貨建て投資信託の買いが入ると見られることから、短期筋のオーダーが“前倒し的”に入ってもおかしくありません。
さらなる“下値追い”を試しても、本日は“揺れ動き”に留まる…?
レンジブレイクした格好ではありますが、まだ期末・年度末の取引です。
このためまだ基本は「大きな値動きは期待しづらい」状況であり、本日に関しては“下方向を試す”ことはあっても“揺れ動き”に留まり、“下値の堅さを再確認”といった流れを想定したいところです。

もっとも“上値を目指す”という流れからは、やや後退した感が否めませんが…。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.859(3/13高値、3/7~3/14の61.8%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:102.670(3/19高値、3/24高値、ピボット2ndサポート)
上値3:102.553(100日移動平均線)
上値2:102.449(日足・一目均衡表先行スパン下限、50日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、3/25-26高値)
上値1:102.361(ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:102.030
下値1:101.873(3/26安値)
下値2:101.763(3/14~3/19の61.8%押し、ピボット1stサポート)
下値3:101.542(ピボット2ndサポート)
下値4:101.274(3/18-19安値)
下値5:101.203(3/14-17安値、3/3安値、ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

12:28 ドル円 抵抗・支持ライン追加