<動意株・27日>(大引け)=サンケン電、信越化、空港施設など

 サンケン電気<6707.T>=大幅高で3日続伸。売買代金も日増しに増勢で注目を集めている。同社は半導体素子を主力に、電源分野では国内で首位を争う。LED照明関連が好調なほか通信基地局向けのパワーシステムなどでも高水準の受注実績を持つ。半導体生産設備は今夏に8割増強を完了する方針。また今春にも次世代素材の炭化ケイ素を使ったパワー半導体の生産を始める方向にあり材料性を内包する。

 信越化学工業<4063.T>=4日続伸。今週に入り法人筋とみられるまとまった買いに一気に株価水準を切り上げている。ここ海外の大手半導体メーカーが増産投資を積極化させるなか、同社が手掛ける半導体シリコンも会社側想定を超過する伸びを示している。放熱性の高いシリコン素材の開発でハイブリッド車向けなどの需要が期待されている。塩ビ部門も北米中心に好調で収益に貢献している。

 空港施設<8864.T>=堅調。3月中旬以降の下げ局面で開けたマドを順次埋めにいく展開。時価は25日移動平均線とのマイナスカイ離を解消している。空港の冷暖房や水供給事業を展開するが、不動産賃貸事業にも展開し業績を牽引している。同社の13年4~12月期の連結営業利益は通期計画に対し進捗率9割。会社側見通しの今14年3月期33億8000万円は増額の公算が大きい。

 帝国電機製作所<6333.T>=連日の高値。全般軟調相場のなか材料株素地を発揮している。化学物質用のポンプ(無漏洩ポンプ)では世界での市場シェア4割弱という圧倒的な存在。ここウクライナを巡るロシアと米欧の政治的対立が天然ガスなどエネルギー供給面での不安につながっており、米国でのシェールガス革命が改めて注目を高めている。同社はシェールガスプラント関連にも高い受注実績を持っており、株価の評価につながっている。

 ジェイアイエヌ<3046.T>と愛眼<9854.T>=ともに上昇。花粉症の飛散量が増加するなかでジェイアイエヌは「JINS 花粉Cut」、愛眼は「ガードグラス」で花粉対応メガネを展開していることから、販売増が期待されている。また、入学や入社など新生活の始まりによるパソコン対応メガネの需要増も予想される。

 ケイブ<3760.T>=4連騰。同社は26日に、スマートフォン向けゲームアプリ「ジャグラー×モンスター」をApp Store、Google Playにグランドオープンしたと発表。これまでのⅰOS版に加え、アンドロイド版向け配信が開始されたことが材料視されているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)