【レンジ推移】上値の重さ残る。 OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】101.20-102.70 【予想時刻】2014年3月27日 18:30
昨日の米国時間に注目された耐久財受注は強弱入り乱れる微妙な結果となり、ドル買いが進むような展開にはなりませんでしたが、その後にオバマ大統領によるウクライナ問題に関してのロシアへの非難、制裁をさらに強化する可能性などが報道されると、リスクオンに傾きかけていた相場に緊張が走りドル円は値を下げ、FOMC後のサポートとなっていた102.00を割り込み早朝には101.72まで下値を探る展開となりました。
しかし、本日午後には日経平均が反発を見せる展開となり、102円台は回復しているものの依然として上値の重い推移が続いています。
欧州時間以降はアジア時間午前につけた安値101.7近辺を守ることができるかどうかに注目が集まります。割り込むと2月から3月にかけてサポートとして活躍した101.20が強いサポートとして意識されると考えられます。レジスタンスラインとして意識されるのは依然としてFOMC後の高値である102.70と考えられ、上抜けると103円台へのトライへと向かうと思われます。
本日の米国時間には米国第4四半期のGDPの発表が予定されています。市場予想では上方修正となっていることから、上方修正幅が少ないと失望が強くなると考えられますが、過去のデータであることから、下方修正などの大きなサプライズとならない限り、市場の反応も限定的になると予想されます。
また、同時に発表される新規失業保険申請件数は直近のデータであり、雇用統計も近いということから、市場予想とのかい離が大きいと反応が大きいと予想されます。
そして昨日の波乱要因となったウクライナ情勢に関して米国サイドとロシアサイドの双方の動きにも注意したいところです。

本日は経済指標の結果にも左右されそうですが、そろそろ膠着化していくと思われていたウクライナ情勢に再度、注目が集まったことから上値の重い状況が続くことが予想されます。
重要な節目をどちらに抜けるのかをしっかりと見極めてトレードすることをお勧めします。