ドル円はベアトラップ完成で上昇か

日経平均の急騰の理由は・・・?
昨晩にかけてドル円は101円台に突入しましたが、東京時間は実需の買いもあり中値にかけてやや浮上。
配当落ちの日経平均にらみの展開となりました。
すると、後場に日経平均は突然急騰!
30分で200円以上も上昇し、あっという間にプラス圏へ。
為替の反応は鈍かったものの、一過性の上昇とはならなかったことから、下値が堅くなり徐々に上昇。
102円を突破した後は、欧州時間に102円ちょうどで反発し短期的なサポートラインとなっている状況です。

この日経平均の急騰には、どうやら権利取りに絡むポジション取りがあるようです。
簡単に説明しますと、昨日日経平均のポジションを持っていると、225構成銘柄の配当が多くつくため、この配当を狙って両建てのポジションを持った機関投資家がいたということです。
日経平均が下落したため、後場に入って売りのポジションを利益確定したため、下を見て売っていたマーケットのストップロスを誘発する事態となり、結果急騰したということでしょう。

あくまで噂ですので、真相は不明ですが、この時期に両建てをして配当を狙った取引をする投資家が多いようです。
ベアトラップとは

さて、ドル円は昨日高値の102.40円まで上昇した後は、102円前半で落ち着いています。
NYダウはじわじわと上昇していることから、クロス円は本日高値を更新しています。
昨日から本日にかけて、ドル円は「ベアトラップ」という形を形成しています。
日本語に訳すと、「弱気のワナ」ということですが、要はだましに近いものです。
5日間のレンジを下方向へブレイクしたことで、当然トレンドは下方向と考えるのがセオリーです。
ある程度値が戻ってきたところで、戻り売りも出てきます。
しかしながら、結局レンジに戻ってしまっては、売った人は損切ををすることになります。
するとその損切りで相場は上昇し、結局元のレンジから上方向へのトレンドが出るというものです。
下がダメなら上じゃないかと単純ではないですが、こういったレンジブレイクのだましは良くあります。
ちなみに、この値動きが反対であれば「ブルトラップ」といいます。
覚えておいて損はないので、この機会に覚えてみてはどうでしょう。