少なくとも下値は堅い…!?

下方向へ抜けたものの…
※ご注意:予想期間は3月29日と表示されていますが、本日(28日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。

102円前半を中心とした値動きを続けています。

権利落ちの絡みもあって日経平均が下落した東京タイム序盤には、前日安値を下回る101.722円まで下落する場面も見られました。しかしながら後場にプラス圏へと転じたこともあり、しっかりと102円台を回復する動きを見せています。ロンドンフィックスにかけて再び102円割れを試しましたが、下値はサポートされました。

一方で上値の重さも相変わらずです。来週のECB(欧州中央銀行)理事会を睨んだ思惑からNYタイムにはユーロ売り/ドル買いが進行しましたが、ドル円の反応はいまいちでした。このため米GDP(+2.6%)/新規失業保険申請件数(31.1万件)を好感するドル買いも持ち込まれたものの、上値はしっかりと抑制されています。
やはり102円台でのもみ合いがメインシナリオ
このため週末を迎える本日も、102円前半を中心としたもみ合いの可能性が引き続き想定されるところです。

昨日も記したように、テクニカル的には下方ブレイクした格好となっています。このため下方向への思惑が台頭しやすく、事実、ストップロスを狙った下値攻め圧力は入り続けています。しかし国内輸出筋のドル買いニーズが下値を支え続けており、「売っても、売っても、なかなか下がらない」状況となっています。このためショートポジションは「回転が効かず」、時折反発する動きで「下手すると損切りを強いられている」感が否めません。
上下どちらへも材料難だが、少なくとも下値は堅い…!?
もちろん上値が重い状況は変わっておらず、それだけで「底打ち・反発」ということはできません。それでも新年度入り後にはすぐさま入ると見られる「外貨建て投資信託への買いニーズ」という思惑は、下値を支える後押し要因となり得るものです。

つまり「下落させるには新たなネガティブ要因が必要」と考えると、現在の状況がすっきりします。もちろん「上昇させるためにも新たなポジティブ要因が必要」でしょう。このため現時点の材料では「急上昇は期待薄」であることは否めませんが、少なくとも「下値は堅い」展開を引き続き想定しておきたいところです。
ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:102.859(3/13高値、3/7~3/14の61.8%戻し、ピボット2ndサポート)
上値4:102.670(3/19高値、3/24高値)

上値3:102.597(100日移動平均線)
上値2:102.480(3/25-27高値、日足・一目均衡表先行スパン下限、日足・一目均衡表基準線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:102.372(50日移動平均線)
前営業日終値:102.185
下値1:101.796(ピボット1stサポート)
下値2:101.722(3/26安値、3/14~3/19の61.8%押し水準)
下値3:101.407(ピボット2ndサポート)
下値4:101.274(3/18-19安値)
下値5:101.203(3/14-17安値、3/3安値)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:34 ドル円 抵抗・支持ライン追加