来週の為替相場見通し=日銀短観や米雇用統計を注視

 来週の東京外国為替市場の円相場は、日銀短観や米雇用統計に左右され値の荒い展開が見込まれる。予想レンジは1ドル=101円30~103円30銭、1ユーロ=139円30~142円00銭。この週は、年度末で模様眺め姿勢が強まり、102円台前半でのもみ合いが続いた。値動きに乏しかった今週とは異なり、来週は売買が一気に活発化することも予想される。4月1日の新年度入りと同時に日銀短観が発表される。大企業製造業DIはプラス18前後と前回の16からの拡大が予想されているが、日銀の追加緩和にも絡むだけに、その結果は注目される。海外では、4日の米3月雇用統計が関心を集めそう。非農業部門雇用者数は17万5000人前後の増加が見込まれている。雇用統計を前に1日には3月ISM製造業景況指数が予定されているほか、2日には3月ADP雇用統計が発表される。来週は日米ともに経済指標への注目度が一段と高まりそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)