【レンジ推移】引き続き鈍い動き。 OANDA Japan 佐藤 甲

【予想レンジ】101.70-102.70 【予想時刻】2014年3月28日 18:30
昨日は米国時間に発表された米国第4四半期のGDP確報値は市場予想には満たないものの上方修正、同時に発表された新規失業保険申請件数は市場予想の32.6万件に対して31.1万件と強い結果、その後に発表された中古住宅販売保留件数も市場予想に反しマイナスとなりました。
強弱入り乱れる経済指標にドル円は上下に揺さぶられたのちは上値の重い推移となりましたが欧州序盤にもサポートとなった102.00がサポートとなり、下げ止まる動きとなりました。
本日のアジア時間に発表された本邦の消費者物価指数は市場予想とのかい離はなく物価が徐々に上昇してきていることを示していたことから差し迫った日銀の追加緩和観測が強まる材料とはならず、円売りを促進する材料とはなりませんでした。

ドル円は昨日の米国時間午後から102.00-102.25の狭いレンジでの推移にとどまっています。

本日は米国時間には個人所得、個人支出、ミシガン大消費者信頼感指数の確報値などの発表が予定されています。
いずれも大きなサプライズとならない限り相場を大きく動かす材料ともなりにくいと考えられ、また週末ということから積極的な動きにはならないことが想定されます。
本日も引き続きウクライナ情勢をめぐる重い空気は残り、上値の重さは残ってのレンジ推移が予想されます。テクニカル面では昨日、米国時間のサポートとなった102.00が本日もサポートとなると考えられ、下抜けると下落が加速し昨日のアジア時間のサポートとなった101.70近辺がターゲットになると思われます。
上は昨日、一昨日のNY序盤のレジスタンスとなった102.45-50近辺が意識されると思われますがその少し上にはFOMC後の高値である102.70が控ていることから、この102.70を上抜けることが出来ると上方向への圧力が加速すると考えられます。