ルネサスが急伸、半導体市況回復と株式需給関係に着目

 ルネサスエレクトロニクス<6723.T>が急伸、買い戻しを誘い上値追いが鮮明となっている。同社はここ早期退職制度の導入やシンガポール工場の閉鎖など経営合理化に積極的に踏み込んでおり、収益体質の改善が意識されている。一方で、半導体市況は足もと改善傾向にあり、米国の半導体関連株の値動きを示すSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)は過去5年間で最も高い水準まで回復するなか、「日本の半導体関連株の出遅れ感が海外投資家にも強く意識されている」(市場関係者)という。同社は上下に値運びが速いのが特徴で、目先は信用取引の信用倍率が1.01倍と拮抗しており、需給相場素地を持っていることも短期筋の食指を動かしているもようだ。

ルネサスの株価は10時36分現在766円(△27円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)