今週、米ドル円の相場環境が変化する可能性も!?

先週は横ばい後、週末にかけて上昇!
先週のドル円は横ばい推移後に上昇いたしました。

102.26で寄り付いたドル円はウクライナ情勢や北朝鮮のミサイル発射、中国の金融情勢など不安材料はありましたがマーケットでは材料視されず、また、主要な経済イベントを翌週に控えた中多くの経済指標でサプライズも見られなかったため102円を割る場面はあったものの、週後半まで概ね102円から102円60銭までのレンジで推移いたしました。

28日(金)には米株式市場が大きく上昇したことや米長期金利の上昇したことから一目均衡表の基準線と雲の下限が重なり、強いレジスタンスとして意識されていた102.50を上抜けて一時は102.995まで上昇し102.795で引けました。
3月の雇用統計に注目!
今週は寒波後の3月の米国経済指標に注目しており、相場環境に変化が見られる週になるかもしれません。

3月19日のFOMCのステイトメントやイエレンFRB議長の記者会見からFEDは米国経済について非常に強気に考えていると思われます。先週までで寒波の影響があった1月・2月の米経済指標はほぼ出尽くしており、今週から発表される主要な経済指標は平年通りの気候に戻った3月のものが多く予定されております。

そのため、今週発表される経済指標は米国の景気動向がFEDの思惑通りであれば比較的強い結果になると予想できます。

また、1日のRBA理事会、3日のECB理事会があります。

豪ドルは昨年末にRBA理事会で「豪ドルは不快なほど高い」とした水準まで上昇してきており、今回のRBA理事会で再度、「不快な~」というような表現が出てくるのか、また、昨年スティーブンスRBA総裁が言及した「1豪ドル=0.85米ドル前後が好ましい」といった具体的な水準について触れることがあるのかどうかに注目しております。

万が一、こういった表現や発言が見られる場合には、豪ドルに対し米ドルは買わる可能性があります。

ユーロについては、直近のユーロ圏の経済指標が弱いこと。一部、報道機関より追加利下げが行われるかもしれないという報道があったことなどから、引き続き売られやすい状況にあると考えられます。

今週の主な経済指標
1日
 08:50 日銀短観(3月調査)
 10:00 3月中国製造業PMI
 10:45 3月HSBC中国製造業PMI(改)
 12:30 RBA政策金利発表
 18:00 2月ユーロ圏失業率
 23:00 3月米ISM製造業景気指数

2日
 18:00 2月ユーロ圏PPI
 21:15 3月ADP全米雇用報告

3日
 09:30 2月豪貿易収支
 09:30 2月豪小売売上高
 17:30 3月英サービス部門PMI
 18:00 2月ユーロ圏小売売上高
 20:45 ECB理事会
 21:30 ドラギECB総裁記者会見
 21:30 2月米貿易収支
 23:00 3月米ISM非製造業指数

4日
 21:30 3月米雇用統計

テクニカル的には重しとなっていた一目基準線(青い細いライン)と一目雲の下限を先週末に上抜けたことから、今度はこのラインがサポートとして機能するものと考えられます。

ストキャスティクスも上昇基調で50を上回ってきているため比較的強気での推移を予想しています。

レジスタンスは103.10(一目雲の上限)、その上は103.75(3月の高値)
サポートは102.45(一目雲の下限&基準線)、その下が102.10(一目転換線)