米早期利上げに市場はまだ半信半疑=外為どっとコム総研 神田卓也

上値は重いが下値は堅い
東京市場のドル/円は、3月決算期末最終日とあって様子見ムードが強く102.80-90円台でもみ合った。
オプション取引に絡む防戦売りが上値を抑える一方、米国景気の回復と早期利上げの可能性から下値ではドル買い需要があるとされるため、上下ともに動きが限られるようだ。
注目はイエレン発言
新四半期入りする明日以降に米国の重要経済指標の発表が相次ぐため、本日のところは動意が限られる公算だが、イエレン米FRB議長の講演(22:55)には注意しておきたい。
利上げ時期をめぐる発言に注目
議長は、今月19日の会見で量的緩和の終了後の利上げ開始までの「相当な」期間について「およそ6ヵ月程度」との見解を示した。それでもまだ市場は早期利上げに半信半疑であるだけに、金融政策の中でも利上げ時期をめぐる発言には(もしあればだが)敏感に反応しそうだ。その他、経済指標では米3月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)が発表される。