31日のNY市場は続伸、上昇幅はナスダック次第

31日のNY株式市場は、シカゴPMIなどの経済指標の結果が手掛かり材料、市場別ではナスダック市場に注目している
時間外取引のCME米国株式指数先物は続伸、プーチン大統領と米ホワイトハウスの対話姿勢を好感、地政学リスクの緩和が市場の支えとなりそうだ。
先週末のNY株式市場は大幅上昇スタートも、利益確定売りに押され、一時マイナス圏に沈むほど一部の銘柄に売り物が断続的に続いている。
ナスダック市場の中でも、バイオジェンやネットフリックスのような銘柄に切り返しの動きが出れば、目先底入れ機運が高まるだろう。
経済指標の結果も重要だが、需給面での下げ止まり感は大切な局面。ここはまず一連の人気株に買い戻しの動きが先行するかしないかを重視しておきたい。
今晩は米国でシカゴPMIやダラス連銀指数の結果などが発表予定
今晩予定されている経済指標・イベントについては、米国で発表されるシカゴPMIやダラス製造業指数の結果が重要視されそうだ。
明日にISM製造業指数の結果が発表とあって、結果次第ではISMへの期待先行な動きが入りやすい。発表予定の22時45分前後が勝負の分かれ目となるだろう。
ダラス連銀指数や予定にないミルウォーキーNAPMの結果も、明日のISMの数値に少なからず影響を与えると思われ、値動きは23時過ぎで一巡すると見ている。
以後はイエレンFRB議長による講演の内容が注目イベントになるだろうが、教科書どおりの感が強く、マーケットにとって過度な期待はできない内容にとどまりそうだ。
欧米でクリミア問題解決に向けた動きが期待となって表れている。需給ではナス次第
16時半にスタートした日経平均先物の夜間取引は、14800円台を回復してのスタート、4月の好スタートに期待できるかもしれない。
プーチン露大統領からの申し入れだけに、危機解決に向けた動きが加速するなら、霧が晴れていくようなポジティブな展開もありだ。
しかしながら、先週末大幅高から急に失速したように、ナスダックの個別銘柄が引き続き弱含みに推移するなら、その断続的な売り需要がどこでメドを打つのか。
ここは地政学リスク後退とシカゴPMIの数値良好を想定した続伸で終わるとし、相場全体見るにナスダック人気株の底入れ機運が非常に大切だと考えている。