カイオムが急落、14年3月期通期業績予想の下方修正を嫌気

 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>が急落。3月31日大引け後に前14年3月期通期業績予想を修正。連結売上高で従来予想の7億4000万円から4億3500万円へ、営業損益で5億2200万円の赤字から6億8700万円の赤字へ下方修正したことが嫌気されている。リード抗体ライセンスアウト事業で、抗セマフォリン3A抗体の導出に至らず、期ずれしたことが要因。
 抗セマフォリン3A抗体は、13年2月に動物モデルでの敗血症に対する治療効果を示唆するデータに基づき特許を出願していたが、その後の研究で、敗血症において臨床的に意義の高いバイオマーカーが特定された。また、がん細胞の浸潤を抑制する作用、抗がん剤に対する耐性を獲得したがん細胞に対する耐性解除作用も新たに確認されている。今2月には、これらの研究成果に基づくデータを実施例として盛り込み、PCT出願をしている。これらの進展により、特許成立の確度を上げたことで、今後の導出実現の可能性は高まっているとしている。

カイオムの株価は9時28分現在2820円(▼275円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)