外為サマリー:1ドル103円20銭前後の円安、日銀短観は予想下回る

 1日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=103円21~22銭近辺と前日午後5時時点に比べ24銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=142円17~21銭と同51銭の円安・ユーロ高で推移している。
 ドル円相場は103円20銭前後の円安。日銀が1日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の業況判断指数(DI)がプラス17だった。市場予想のプラス19を下回った。これを受け円は一時103円25銭へ売られる場面があったが、その後、円買い戻しが流入した。31日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演は、現在の金融緩和を相当の期間続ける考えを示唆。同議長の発言から早期利上げ観測が後退しNYダウが上昇したことからドル買い・円売りが強まり一時、103円44銭までドルが上昇した。東京市場に移ってからも、103円20銭前後の水準で取引されている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.3774~75ドルと同0.0017ドルのユーロ高・ドル安で推移。3月31日に発表されたユーロ圏3月消費者物価指数・速報値は前年同月比0.5%上昇と約4年ぶりの水準に低下した。これを受け、3日の欧州中央銀行(ECB)理事会で金融政策に変更があるかどうかが関心を集めている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)