5年間で市場は1.6倍!トランクルームは成長産業

2008年以降二桁成長
最近、街中でトランクルームをよく見かけるようになった。トランクルームとは営業倉庫やレンタル収納スペース、野積みコンテナなどの貸し倉庫のことをいい、個人では主に季節衣類やレジャー用品、美術品など日常で使用しないものを、また、企業では書類や事務機器などを収納している。

 トランクルーム・キュラーズを運営するキュラーズ(東京都品川区)が4月に公開した調査によると、トランクルーム市場全体(屋内・屋外含む)の市場規模は2008年の284億円から年率で約10%の成長を続け、13年には463億円へと拡大した。このペースがこのまま続くと仮定した場合、東京オリンピック・パラリンピックが開催される20年には市場規模は700億円に達する可能性を秘めており、今、注目の市場といえる。

 市場拡大の背景には、利用層の拡大がある。従来、利用者は法人や富裕層の個人客が多かったが、最近では住宅地のトランクルームを中心に一般層の利用が増加しており、現在では主な利用者の9割は個人になっている。特に東日本大震災以降は、災害の発生に備えて家財道具や思い出の品などをトランクルームに預けるケースが増加しており、今後もこの傾向が続きそうだ。
◆トランクルーム銘柄
銘柄<コード>      備考

DEAR・L<3245.T>  「トランク安心マスター」でトランクルーム事業者に入金管理・滞納管理を提供
エリアリンク<8914.T>  屋内型トランクルーム大手の一角。「ハローストレージ」を展開
三菱倉<9301.T>     衣類や家財から美術品やピアノまで保管。法人向けに文書の保管なども
東陽倉<9306.T>     オフィス街の近距離にトランクルームを展開。美術品などから文書まで
中央倉庫<9319.T>    関西初の本格的なトランクルーム専用倉庫を設置し法人・個人向けに運営
三協フロンテ<9639.T>  全国直営方式で屋内型、屋外型のでトランクルーム「U-SPACE」を展開